「これいい!」と、瞬間的に感じ購入したものの、家に帰ってみると「なんで買ったのかな?」と思ったことはないでしょうか?
例えば、サイズが少し合っていなかったり、この色じゃない方が良かったと後になって思ったり。
その場の雰囲気もあり、冷静に判断できていなかったと感じることがあると思います。
ここでは、店頭で購入した商品の返品(自己都合の返品)について書いていきます。
自己都合の返品はできる?
まず、基本的に自ら店頭に行き購入した場合は、クーリングオフ制度の対象になりません。
https://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen387.html
また自己都合の返品に、事業者側(お店)の義務はなく、あくまでサービスの一環となります。
とは言え、不要な買い物はお金が減り、無駄なものが残る状態になります。
また、気持ち的にも無駄遣いや衝動買いをしてしまったという後悔が残るかもしれません。
悶々と思い悩んでいるよりは、返品できるか問い合わせてみる方がいいと考えます。
返品方法
先ずは電話番号などの連絡先や返品条件の確認です。
ウェブサイトやレシートで連絡先を探します。店頭で購入したものであれば電話で問い合わせるのが早いでしょう。
おそらく返品の理由について訊かれます、返品したい理由を真摯に告げることも大切です。
購入から7日など返品期限を設けている場合もあります。返品を決めたら連絡は早めにしましょう。
最初の連絡は億劫ですが、店舗の指示に従って返品作業が進みますので、連絡が遅れないように気をつけます。
連絡をすぐにしなかったことで、連絡しづらくなり返品に至らなった、または返品期限が過ぎてしまったということの無いようにしたいものです。
買い物の際に習慣づけること2つ
返品を可能にするためにも以下の2つは習慣づけます。
・レシートは必ず貰う
レシートは「いつ何を買った」と「支払い方法」の証明になりますので、買い物の時は必ずもらうよう習慣にしましょう。
・タグなどは直ぐに切らない
タグなども直ぐに切ってしまわないよう、使う時直前に切るようにします。(フリマサイトに出品する場合も、タグの有無で購入者の印象が変わりますね)
クレカやペイペイなどのQRコード決済は返品できるか
また最近はキャッシュレス決済が主流ですが、キャッシュレスで決済したから商品を返品できないということはありません。
店舗によって返金方法が違いますが返品は可能です。
キャッシュレス決済利用の時も、クレジットカードを使ったのかペイペイを使ったのかなどすぐにわかってもらえるように、利用伝票の控えはやはり大切です。
私は以前、百貨店友の会の積立金を利用して買った商品を返品したことがあります。
友の会の場合は返金方法が現金でした。そのため住所を聞かれたりしたので(おそらく本人確認ですね)返品と返金手続きが終わるまで時間がかかりました。
返品は自分自身だけでなく、お店にも負担がかかると実感した経験でした。
また返品の連絡や返品作業はそう何度も経験することではないため精神的なストレスも感じます。
衝動買いや、後で後悔をするような買い物をしないことが大事とつくづく実感しました。
まとめ
店頭で買った商品について、自己都合の返品は事業者側に返品の義務はありません。返品できる場合は、あくまで事業者側のサービスです。
返品をしたいと思ったら連絡は早めに、また返品理由を真摯に伝えましょう。
慣れない返品手続きは精神的にも負担がかかります。
金銭にも精神的にも負担がかからないようにするには、衝動買いや後で後悔をするような買い物をしない心がけが最も大事になります。
自分の支出を客観的に判断してお金を増やす習慣を身につけましょう!
55の支出のクセを知って貯める習慣を増やすチェックシート
☟画像をクリックすると登録ページに飛びます。