最近増えているようです。外貨を日本円換算して電子マネーにチャージできるポケットチェンジ。
拍子抜けするほど簡単に、米ドルを電子マネーに交換できました。
やり方と使ってみて感じたメリットデメリットを書いていきますね。
外貨両替機ポケットチェンジ設置場所
ポケットチェンジとは、この緑色(東京で言うと山手線の緑色に近い)のチャージ機です。
普段気にしなければ気付かないと思うのですが、意識して探すとこの緑色の機械はすぐに気づくと思います。
設置場所を調べてみたら、ショッピングモールや旅行代理店の他に、東京大学や慶応大学の食堂にも設置と書いてありました。
私が利用したのは、ショッピングモールの総合案内所横に設置してあったポケットチェンジです。隣には別の電子マネーのチャージ機も置いてありました。
試してみようと思い、家にあったドル紙幣とコインを持っていきました。
ポケットチェンジ両替の仕方
使い方を知りたい場合は、パネルの操作説明をタップすると一連の流れを説明してくれます。とは言え、手順としてはとても簡単です。
①チャージする電子マネーを選択する
②入金する
③電子マネーを機械にかざしチャージする
この3つしか無く、個人情報を入力する必要もありませんでした。
米ドルの両替を実際にやってみました
実際に米ドルの両替をやってみます。
①電子マネーを選択する→私はSuicaを選択しました。
②入金→ドルを入金します。紙幣もコインも1枚ずつ入れるように指示があって、これは少し面倒だなと思いました。
初めてだったので、恐る恐る綺麗な5ドル札を投入。
次に25セントを2枚投入、無事5.5ドル投入できました。
本当はもう少し多めに紙幣もコインも用意していたのですが、もし間違った使い方をしてたら⁉などと急に不安になり、5.5ドルで一旦入金は終了。
③ポケットチェンジの左下にあるカードリーダーにSuicaをかざすと、あっという間にチャージ完了です。
ポケットチェンジの機械は顔の高さにタッチパネルがあります。
そのため左下にある、チャージのために電子カードをかざすカードリーダーは、身長が低い私でも下の方にあると感じました。
正面ばかり見ているとチャージをする場所が探しづらいので、左下を探してくださいね。
ピッ!え⁉︎終わったの?と思うくらい簡単に両替とチャージが終了しました。
最後にレシートが出てきます。
両替手数料はどうなっている?
気になるのは両替手数料ではないでしょうか?
ポケットチェンジは両替手数料として手数料は取っていません。
その代わり交換レートが実際の為替相場と離れていて、その差額がポケットチェンジの取り分(手数料)と考えられます。
5.5ドルが647円になったので、割り算するとドルがいくらで計算されたか分かります。
647(円)÷5.5(ドル)=117.636(ドル)
1ドル117円でした。
両替をした日は2022年7月21日、この日の為替相場は1ドル138.60円前後でした。
両替されたレートとその日のレートで割り算すると、だいたいの手数料率が出せます。
117.636÷138.60=0.8487
約15%分(今回の場合約112円)をポケットチェンジに手数料として支払ったことになります。
手数料だけで考えると、例えば銀行の両替手数料は1ドル1円のところもありますので、ポケットチェンジでの手数料は割高に感じます。
この手数料率が納得できるかどうかで、ポケットチェンジの利用や理解が変わってくると思います。
ポケットチェンジで両替のメリット
ポケットチェンジを利用して両替するメリットは2つあります。
1.少額でも身近な場所で気軽に両替できること
2.通貨によってはコインも両替できること
海外旅行で残った少額の外貨がそのまま放置してあったら、ポケットチェンジを利用してもいいかもしれません。
ポケットチェンジで両替のデメリット
次はデメリットです。
1.為替相場の85%くらいのレートで両替になってしまうところ
2.無人の機械のため、古い紙幣やコインなどが両替できるか分かりづらいところ
1に関しては納得して利用すればいいと思います。少しまとまった紙幣を両替する場合は銀行などの方がいいと思います。
2のデメリットは気になります。
機械の仕様で紙幣は戻せないとなっています。小さい金額から入金する、入金後きちんと金額が読み込まれているか確認してから次の紙幣を入れるようにする、などの注意が必要です。
ポケットチェンジのサイトQ&Aなどを読んでから利用した方が、こんなはずじゃなかった…を防げると思います。
日本と海外の紙幣事情
キャッシュレス化が進んできた日本ではありますが、まだまだ現金が安心と考えている人が多くいます。
それは世界最高水準と言われている偽造防止技術が日本にあるからとも言われています。
外国のお札がしわくちゃでびっくりした経験や、海外のお土産屋さんでお札を出したところ、電気に透かしてニセ札か確認された経験があるのではないでしょうか?
アメリカではニセ札を警戒して、50ドル札や100ドル札を出すと嫌がられると聞いたこともあります。
日本人が思う紙幣の価値と、外国の紙幣としての価値に開きがあるように感じます。
また次回行ったときに使おうと少額の外貨を取っておくうちに、新紙幣や硬貨が発行され旧紙幣が使いづらくなるかもしれません。
いつかと思っているうちに、コロナ禍になってしまった人も多いでしょう。
ポケットチェンジはキャッシュレス化が普及したからこそ受けられるサービスです。
少額の外貨が自宅に残っていたら、両替をしてスッキリさせてしまうのも一案と考えます。
まとめ
外貨を両替し電子マネーにチャージできるポケットチェンジ。とても手軽に、米ドルを円に換算して電子マネーに交換できます。
ショッピングモールなど身近な場所にも設置されています。
自宅に少しの外貨が残っていたら、いつまでもしまっておくよりも、手放してしまう方がスッキリするかもしれません。
メリット、デメリットを理解して利用すれば、とても便利だと思います。
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